蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

感想:RIS 『OVERKILL』

 

OVERKILL

OVERKILL

 

 Webのニュースサイトで出逢った作品。

 RISさんのことは何にも知らないけど、三代堅さんと林束紗さんが参加されているので、購入。

 無理やり例えるならば、YUKIさんと椎名林檎さん系統でしょうか。

 公開されている「OVERKILL」のMVはカッコいいですよ。

感想:浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS 『METEO』

 

METEO

METEO

 

 三曲目の「細い杖」に、芥川龍之介のような純文学性を感じました。

 僕の目下の課題・「ただそれだけ」をうまく表現しているなあって。

 全体的にはオケが物悲しく感じられました。

 ベンジー。やっぱりカッコいいです。

感想:石黒圭『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』

 

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)

語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書)

 

 語彙「力」ってなんだよ? って最近とても気になっていたので。

 本書が 考える語彙力は次の等式で示されます。

  語彙力=語彙の量(豊富な語彙知識)×語彙の質(精度の高い語彙運用)

 と、単に僕が思っていた「語彙を豊富にする方法」ではなく、語彙『力』を高める方法が書かれていました。

 僕はプロの文士を目指していながら、国語の成績が悪かったので、学習するしかないなと思い知らされました。

 そして、本書から学習したことは、ことばの座りとでも言いましょうか。

 煩先生が毎回しているtweet、「推敲」。大切ですね(推敲の元となった故事、好きです)。

感想:さやわか『文学の読み方』

 

文学の読み方 (星海社新書)

文学の読み方 (星海社新書)

 

 ゆた(id:shade)さんが薦められていたので(いつもありがとうございます)。

 帯に「文学は、『現実』も『人の心』も描けない。すべては“錯覚”にすぎないのだ――。」とあり、筆者のこの持論を日本文学史をたどりながら丁寧に解説している本。

 引用します。

 そう、ここでついに僕たちは、芥川龍之介がうまく言えなかった「純粋な小説」のことを思い出すことができるのです。

 つまり芥川が言おうとしたのは、こういうことではないか。僕たち日本人は「ありのままの現実」を描いたつもりになっても、それは錯覚に過ぎず、いつも虚構になってしまう。しかし芥川がセザンヌを例に挙げているように、むしろリアリズムに基づいて、現実そのものを描こうとすることのほうが古いのではないか。新しい文学表現とは、リアリズムで現実を描けると考えるのが錯覚にすぎず、自分たちが描けるのはどこまでいっても虚構なのだと認めて表現を深化させていくことではないか。

 芥川の書いた「デッサンよりも色彩に声明を託した画は成り立つ」というのは、現実をそのまま描くのではなく、書き手の目で見た景色を自由に彩って表現してしまってもいいのではないか、という意味でした。それはイコール、現実を見たとしても、虚構性を重視して世界を描いていい、という意味に他なりません。日本人は西洋人のように匿名的で客観的な「私」の視点などは描くことはできない。常に、個性的な登場人物を作り出し、その視点からしか世界を描けない。それは、日本流の自然主義私小説、ひいてはライトノベルまで、僕たちが作り上げてきた「新しい文学表現」だと言える。

 信じていいのかな。

感想:最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』

 

きみの言い訳は最高の芸術

きみの言い訳は最高の芸術

 

 カッコいい。

 以前、読んだ詩集のほうは刺さらなかったけれども、このエッセイ集は刺さった。

 背中を押してもらえた気がする。肯定された感じ。

 インターネット、ありがとうの気持ち。

 劣等感で日々滅入っている。

 特にきのうは危なかった。転落しそうだった。実際、十年前にどん底体になったときのような兆候が現れていたのだ。

 帰宅後、母と他愛のない会話をしながら、NHKを見ていた。プロサッカー選手として五十歳になるキングカズへのインタビュー。

「歳を重ねた自分は、若い選手と同じようにはいかない。少しでもサボったら、あっという間に衰えてしまう。そうならない為には、毎日欠かさず丁寧なトレーニングをすることだ」というようなお話だったと思う。

 彼はまた、「試合に出たい。そして、点を取りたい」とも語っていた。

 ギラギラしている人は好きだ。

 そして、きょうはライヴを観にいってきた。演者は四人。皆、若い女性で、皆、弾き語りだった。

 正直に言うと、ひとりを除いて、歌詞は好みじゃなかった。でも、皆、ギラギラしていた。

 僕は思い出した。毎日のように掌編小説をサイトに投稿していた頃を。

 稚拙でも多作がよいのだ。書かずして、進歩は、無い。

 僕はもうすぐ三十四歳。もう若くない。夢を現にする為には、キングカズのように毎日をサボってはならない。とにかく手を動かせ。

 ギラギラを取り戻せそうな気がする。

昭乃そらが辿りついた、「2016年ベストスキンケア大賞」の発表です

(1)ルルルンのフェイスマスク

 風呂上がりにこれを十五分くらいして、

 

 

(2)THE BODY SHOPのユースコンセントレートDOY

www.the-body-shop.co.jp

 この美容液を重ね、

 

 

(3)アンブリオリスのレ・クリーム・コンセントレ

 

アンブリオリス レ クリーム コンセントレ (モイスチャークリーム) 75ml

アンブリオリス レ クリーム コンセントレ (モイスチャークリーム) 75ml

 

 このクリームでフタをします。

(2)と(3)はお高いですが、その分効果があります。

 でも、「面倒くさい」と思う方にはこちら。

・ロゼットセラミドゲル

 

ロゼットセラミドゲル 80g

ロゼットセラミドゲル 80g

 

 これ一つで、四つの役割を果たします。化粧をしない方なら、朝にも使えます。

 それでは。

有村竜太朗『デも/demo』

 

デも/demo(通常盤)

デも/demo(通常盤)

 

  Plastic Treeのファンでもないわたくしが、Amazonさんにお薦めされ、気になったので買いました。

 いいです。

 八曲だけというのが物足りない。

 けれども、繰り返し聴いています。