蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

感想:清春 『KIYOHARU TOUR 天使の詩 2018 LYRIC IN SCARLET』 at 名古屋 ボトムライン

 ・本編

『夜、カルメンの詩集』-「貴方になって」+「罪滅ぼし野ばら」、「ベロニカ」、&「聴いたことあるけれども曲名を忘れたやつ」(順不同)の十二曲。

・アンコール1

「wednesday」、「club「HELL」」、「confusion」

・アンコール2

「貴方になって」、「Masquerade」

「NITE & DAY」(ほんの少しだけ)、「ゲルニカ」(少しだけ)、「蝶」(ほんの少しだけ)

「忘却の空」( 一番だけ、と言ったものの実際はフルで)、「Feeling High & Satisfied」

・アンコール3

「SANDY」、「HAPPY」

 

 

 本編はお話がほとんど無し。ほぼ『夜、カルメンの詩集』からの構成だったので、聴き入っていました。圧巻は、本編最後の「美学」。ご本人が言っていたとおり、本編は締まっていて、とても良かった。

 驚いたのは「シャレード」。体感二十分くらいの長さ。プログレみたいな印象。

 まさかのたった二分押しで十八時三十二分開演。二十二時十分過ぎ終演。三時間半以上。でも、例によってお話が長いので曲数は(昔と比べると)少ない。

「ジプシー」はその単語を変えて、CDリリース予定。六本木公演の気配。

 先日発表になったsadsのライブ予定についても少々お話が。

 年越しライヴは、会場がおさえられなくてできなさそうだと。

 最高でした。I'M HAPPY !!!

慢性蕁麻疹(まんせいじんましん)

  おとといくらいから、右手の小指の爪の付け根あたりが腫れ上がって、何かに触れるだけで痛かったのです。

  二週間くらい前にも、左手の中指で同じ症状が起きていました。そのときは、一週間ちょっとで自然治癒しました。ただ、爪が酷いことになりました。

  だから、今日は仕事も暇だったので、ボスに「皮膚科に行かせてほしい」とお願いし、「いいよ」と言われたので、抜け出して行ってきました。

  で、診断されたのが、慢性蕁麻疹だと。

  僕はここ数年、手の皮膚がボロボロで、それは子どもの頃からのアトピー性皮膚炎がまたぶり返してきたものだと思っていました。

  医師曰く、

「あなたは眠っているときにかなり手を掻いている。慢性蕁麻疹という病気だ。それがそもそもの始まりだ。だが、原因はわからない。今回、ばい菌が入り、炎症を起こした。まずは、抗生物質と傷薬で患部を治し、それと並行して飲み薬と手全体の塗り薬、それに眠るとき手袋をはめ、取ってしまわないようにテープで留めてください」

  と、まあこんな感じでした。

  やっぱり病院に頼ったほうがいいですね。国民皆保険バンザイ。

 

うつ病だけど働いている僕は障害年金をもらえるか? その10(終)

akinosora.hatenablog.jp

 

 お久しぶりです。ほぼ三か月ぶりにこのお話。

 タイトルでわかりますよね。ごく親しい人たちにはお伝えしていたのですが、三月八日付で障害年金を受給することが決定しました。この知らせは三月十六日に届いていました。そして本日、「過去遡及分を含めたお金が四月に振り込まれる」という旨の年金支払通知書が届きました。通常なら給付は十五日と決まっているのですが、土日にかかる為、前倒しになり十三日(金)になる……筈。

 はっきりとは言っていませんでしたが、ほうぼうに借金をしておりましたので、それをまず返済します。それが済んだら旅に出ます。ゴールデン・ウィークは労働がありますので、終わったら、西へ東へ北へ南へ、行こうかと。

 僕の場合は、社労士さんの協力もあって、とても幸運に進んだと言えるでしょう。 申請から二か月で承認され、そのひと月後から支給開始。

 これからの暮らしに余裕ができる見通しがついたことですし、精神も安定していくのを願います。

 見守ってきてくださった方々、ありがとうございました。

 

The Society for the Prevention of Cruelty to Long-haired Men

 障害者枠で求人をしているところがあったので、応募する前に念の為、確認の電話をしてみた。「自分は長髪の男性ですが、大丈夫ですか?」と。こんなことを尋ねるのは本来ばかばかしいのだけれども。すると、やっぱり「ダメです」との回答を得た。

 なぜ、女性の長髪を許して、男性の長髪を許さないのか。はっきり言おう。差別だ。だって、合理的な理由が無い。

 接客業だと、「不快に感じるお客様もいるから」なんてもっともらしい理由をぬかすが、古くて狭量な価値観を持った連中(主に年寄り)からメンドーなクレームを避けたいだけだろう?

 とにかく、憤慨している。

 

 今夜の一曲。


David Bowie - Lazarus

ごった煮

 言葉にするのは難しい。なんて、簡単に言ってしまっている。これは、矛盾をはらんだものの適切な言葉のような気もする。しかし、そもそも本当に適切に表現できる言葉などあるのだろうかとも考えてしまう。

 今日はいつも行くDeity's watchdogでMILK BOYのPAIN CAKE TEEを買った。三月に入ったことだし、余程のものを見つけない限り、長袖はもう買わないと決めている。

 しばらく文鎮になっていたタブレットを積極的に使っていこうと思った。主に電子書籍を読む道具として。「便利」は堕落をもたらすかもしれないが、それ以上に生産性が上がる可能性に期待したい。

 僕の文章。聖書の中の一篇のように読んでもらえたらいいな。それには、大事に読んでほしいという意味もあるけれども、ぱらぱらと、何の気なしに、気負わずに、読んでほしいという意味のほうが強い。僕の読書姿勢を後者に傾けたら、もっと読書量が増やせるだろう。

 

 

 今夜の一曲は、アーバンギャルド「あたしフィクション」


アーバンギャルド - あたしフィクション URBANGARDE - ATASHI FICTION

けものフレンズとBLACK LAGOONと

 ネットもテレ東で3/31まで無料配信されている、「けものフレンズ」を全話見ました。

video.tv-tokyo.co.jp

 実は、一話と最終話しか見たことがありませんでした。今回、これを見て、やさしい気持ちになれました。愛だなあって。

 一方、Amazon Prime Videoで配信されている「BLACK LAGOON」のテレビ放映分全話も見ました。乱暴に言ってしまえば、ヴァイオレンス・アクション。「けものフレンズ」の対極ですね。

 こっちはたしか昔、ニコニコ動画で一話だけ無料配信されていたのを見て、一昨日くらいにPrime Videoのお薦めを眺めていたら見つけて、なんとなく気になっていて、続きを軽い気持ちで見始めたら止まりませんでした。悪人の美学というかなんというか。

 面白いものって、知らないだけでまだまだたくさんあるなあって思い知らされました。

美学

ベンジーは歌った。ガソリンは「匂い」ではなく「香り」だと。

たとえば、僕の目に映る何か。僕には美しかったとしても、貴方の目には汚く映るかもしれない。

そのあたり、脳はどうやって学習して判断するようになっているのだろう。

この赤が、貴方と同じ赤なのか証明できないというお話を、ふと、思い出した。

特に結論めいたものはないけれども、勢いで、連想で、思いつくまま、続けてみる。

僕はいつも、清春さんの作品やライヴに美を感じている。

つい先日発売された『夜、カルメンの詩集』に、その名も「美学」という歌がある。

辞書での意味は知らないが、「損得勘定は無しで、己が信じる美しく、且つ、カッコいいこと」だと勝手に捉えている。

それを貫き通す。なんと難しいことか。僕に残された時間は余りにも、少ない。

 先月の上旬、階下の住人が亡くなった。死因はわからない。別に知りたくない。

 昨日、父方の叔父(つまり父の弟)が亡くなった。がんが進行していたらしい。

 父は幼いころ、これまた幼い妹を亡くしている。産みの母も亡くしている。

 僕の両親共に、その両親を亡くしている。

 身近な人が死ぬ感覚とはどんなものだろう。わからない。わかりたくない。

 でも、わからなくちゃいけないときがきっと来る。

体調不良のお客さんに対して入店を断っていいものか?

 僕は、ブックオフみたいなところで働いています。いろんなお客さんがいらっしゃいます。
 半身が不自由で且つ車椅子を利用されている方に対しては、レジの外まで出てお会計の手助けをします。
 目が不自由な方に対しては、探しているものをお聞きして、探してきます。
 で、今日いらっしゃったのは、体調不良のお客さん。この方は土日になるとよくいらっしゃる方で、普段は意思の疎通がちょっと難しかったり、勝手に傘立てに腰かけたりする、まあ、ハッキリ言って少しメンドーだなと思っていた方です。
 今回はまず、来たとき、別の面識のない親切なお客さんに支えられていました。歩くこともままならない状態だったので、とりあえずキャスター付きの椅子に座っていただきました。
 するうち、少しはよくなったのか、この椅子のまま買い物をしたいとおっしゃって、店長は許可しました。ただ、そのときも体調に関して何度も確認しました。大丈夫ですか、と。これに対して返事がなくて、どうしたものかなあと思っていたわけです。
 長い時間をかけて店内を回っていました。そして、失禁しました。その人はそれについて謝りもせず、意思の疎通ができませんでした。結局、タクシーで帰ってもらいました。
 何かハンデキャップを抱えている方に対してフォローするのは、まったく苦になりません。
 でも、ちょっとメンドーではありますが普段は健康な方が、体調不良とわかっていながら無理して店に来た場合、今回のような事件が起きなくとも入店を拒否してもよいものでしょうか? 

感想:MASSIVE Vol.29

 

MASSIVE (マッシヴ) Vol.29 (シンコー・ミュージックMOOK)

MASSIVE (マッシヴ) Vol.29 (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

 清春さんへのインタビュー記事。
 いつものように曲の解説はなく。だいたいそんなものは要らないですけどね。送り手の意向もあるとは思いますが、僕はあるものをそのまま好きなように受け入れればいいと思っているので。
 僕が清春さんの創りだす音楽に対して抱くのは、共感ではなく共鳴。美しさに心が躍ります。
 やっぱりキーワードは「美学」。これからも徹底的に美学に沿って活動していくと。そんな宣言でもありました。