蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2019/12/2

 父がコンビニ経営をしていた。母も手伝っていた。

 ある日、フライヤーで火事を起こし、店が焼けた。その時間にいた母は逃げ出し、命は助かった。

 しかし、延焼して隣にあったガソリンスタンドに延焼し、消防の甲斐なく、大爆発してしまった。

 父は責任を感じ、自殺してしまった。

2019/11/30

 目覚ましアラームを二つ午前七時半に設定したが、消して二度寝。結局、八時過ぎに起床。

 実は、今日から新しいアルバイトの始まり。ハローワーク経由で障害者枠の仕事も探しているのだけれども、見つかるまでのお金をとにかく稼がねばならぬので。

 そのアルバイトは幸運にも髪型・服装自由で、場所も時給もよい。ただ、商店街の中の店で扉がなく寒いのが難点。休憩時間にコンビニで使い捨てカイロを買い、今冬初使用。

 帰りしなにスーツを受け取り、帰宅。大学生時代ぶりの立ちっぱなしの労働。足が疲れた。

2019/11/29

 午前九時ごろ起床。

 名古屋の古書店に出向こうと思ったが、寒くて、ましてや懐も寒い。なので、やめた。

 アマゾンプライムビデオで「のんのんびより」を数話、視聴。毎話、エンドロールで目が潤む。

 あとは午睡をしていた。夜は創作の時間にする。

2019/11/28 or 「歌え 今日だけの音楽を」

 午前八時前には起きていた。早々に出かける。

 狙いをつけていたお店では、気に入るスーツが見つからず、結局、サイズだけ確認しオンラインで注文。

 そしてまた、早々に帰宅。午後一時半くらいか。部屋を暗くし、音楽や雨の音を聞きながら詩作に励む。

 三時に吉報あり。

 昨夜は調子がのっていて、詩を十篇も書けた。

 やはり書けると万事調子が良く感じる。創作に向かえるのが楽しくて仕方がない。

 正社員として働いていたあの頃と比べると随分と、生活水準は落ちたし、お金の心配をしてばかりだし、社会に対しては落胆しているし、暗くなる種が山ほどあるけれども、今のほうが自由だし、「生きている」感じがする。幸せ? それはわからない。

 坂本真綾『今日だけの音楽』の表題曲がとても良いです。命令形が嫌いじゃなくなった。

 

今日だけの音楽(Blu-ray付初回限定盤)

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2019/11/27

 昨夜は早めに就寝して、今朝はぼんやりと遅く起きた。

 十五時からアルバイトの面接。その後、辞めた職場に退職届を書きに行く。

 それから買い物をしようかとも思っていたのだが、よくよく計算したところ、財政状況がかなりひっ迫していることから、断念。

 しかし、スーツが無いと今後にも支障が出そうなことから、明日は吊るしのスーツを買いに行くつもりだ。

2019/11/25

 本日も不安と動悸で憂鬱。職場に連絡を入れる。

 実は、契約のときの書類で「過去にうつ病だったことはあるか?」という質問項目があり、悩んだ末、2007年から2010年の間だけ、と嘘をついてしまった。すると、上司が、「これだと上がうるさいから、『無し』に変えて」と言ったので、無しに変えて書き直した。

 その日から三日間働き、一日休み、さあ次からもがんばるぞと昨日思っていたが、がんばれなかった。というのも、仕事内容が、SNSを使って出会い系サイトに誘導する業者だったのだ。そこに良心の呵責を感じていて。あとおかしいところはいくつかあった。会社名をググっても出てこないし、最初に募集していたときの会社名と違うし。

 結局、今朝、「契約のときの書類で嘘を書きました。今もうつ病です」と正直に言ったら、「嘘、ということで信頼が損なわれた。今後仕事をしてもらうのはできない」と言われ、クビに。でも、進むしかない。