蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2007-09-26から1日間の記事一覧

ベッドの上で目を覚ますと、雨音の中に居た。窓から見える灰色に不思議な安心をおぼえた。

終電間際の街を歩いた。都会はこんなに夜でも人通りが絶えない。広い広い地下通路の向こうのほうまで人、人、人。東京なんだ。あと何回見られるのだろう。

耳に残る歌。目を閉じれば脳内ですかさず再生される。あれはなんだろう。声と詩とメロディーが一体となって繰り返され、水の浮力に体を任せ、漂っているみたいな心地。

習慣は好ましいが、惰性は好ましくない。

自分で書いて、それを自分で「これいいのができた」と悦に入るのだけでハッピーなのに、その上、他人にも良いと言ってもらえるなんて!

なんだ。とっくに不道徳を犯しているじゃないか。

寝るのが好きとか、食べるのが好きとか、あれするのが好きとか、そういう感覚がわからない。いえ、まったく見下しているわけではありません。同じヒトでも共有・共感できないことはいくらでもある。 だとしても惹かれるものがあって、なんとか好かれようとし…

壁に向かって話してもつまらない。相手はせめて人形に。

東京は、晴れのち曇り。