蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2009-02-03から1日間の記事一覧

野ばらさんのエッセイの中で知った、中井英夫全集3『とらんぷ譚』を読み始めた。野ばらさんのルーツの一つだと感じさせられる狂気と装飾にわくわくしている。

ロンゴス『ダフニスとクロエー』

ダフニスとクロエー (岩波文庫 赤 112-1)作者: ロンゴス,松平千秋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/03/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (17件) を見る “文学少女”遠子先輩のおすすめ。恋の物語。この手のものにしては(…

“別れるのは出会うため”

ついさっきまで、ああしよう、こうしようとちびちび出力していたのに、もう今は淋しさの風に吹かれて震えている。厳しい現実を突き付けられ、またも己の弱さ小ささを知る。それなら生きていなくていいやと、選んだはずのこの道を投げ出そう。誰も……、居ない。

空っぽな心と弱さを隠そうとして僕は徴を胸に刻んだ。 自己強化だっけ。根拠はなくても思い込みが効果を発揮するというやつ。蝶が僕を導くんじゃない。僕が、強く、願わなくちゃ叶わない。