最後の物語を書き上げたとき、それを茨の紐で綴じた。あとは世に出すのみ。 評判は芳しくなかった。そして、わたしは腹を、腕を切断した。何分経っても意識はある。 ヘリコプターでわたしは病院に運ばれることとなった。
夢でもって生きている。希望という名の夢ではなく、睡眠時の夢。夢で死を繰り返すことで生きている心地を味わう。本当は早く死にたいのに。どうして生きる。死ぬ為だ。それも、美しく。眠ろう。生きて、死ぬ為に。最高の幸せ。デッドエンドだけが、人生とい…
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