蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

You are getting hot!

怒っている人の文章を目にすると、なんでそんなこと書いてるのだろう?と思う。良し悪しではなくて。スッキリしてるのかな。僕だって勿論、報道で知った、また、身の回りで起きた理不尽な事件に怒りを感じる。でもそれより、なんでそんなダサい・カッコ悪いことするんだろう?というほうが強い。美意識が無いんだろうなあ、はあ。で終了。他者の怒りに対してあまり共感しないということかなあ。例えば、サ○ズの1stアルバム『SAD BLOOD ROCK'N'ROLL』はまさに怒りの塊。“何という言葉を使うかではなく、どういう気持ちで言葉を使うか”なんて言いますがほとんどの曲から怒りが伝わってくる。以前は激しい曲ばかりが好きだったので、この1stとか黒○の『CORKSCREW』とかパンクなのがお気に入りだった。考えてみればサウンドに、ではなく怒りに反応していたのだ。今では、1stより2ndやソロのほうがより良く感じる。退廃美の世界ですから。一方、そんな怒りの中でも1stの最後の曲では、

悪い出来事ばかりが 起きてしまったけど
悩み飽きるくらい HEAVYな気持ちだけど
下を向いているのは下らないそれに
きっと僕は救われるさ
誰の手も借りないのに 開いてるあの花のように

と希望を見つけている。みなさん怒り疲れたら是非、この唄「HAPPY」を歌ってください。

ま、美意識がある人間がこんな鬱々とした文章を書くんですかねえ?って問われたらお終いですが…