蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

なんだか、落ち着かない。何かが迫っているとか、酷いことを言われたとか、そういう具体的なことはないはず。少なくとも記憶にはない。あー、でも、今読んでいる本の影響かもしれない。自分の内面を掘り下げてみて、そしたら、誰にでもあるような、よく語られるような欲求を自分も持っているんじゃないか?と気づいて、それが現実なのに、受け入れられなくて、また、忘れようとする。

自分がこうなってしまった過去の要因を思うたびに、怒りが発生する。胸が詰まる。もうどうしようもないのに。「過去と他人は変えられない」。このままでは、どんどん退化していってしまうのではないか、と不安が広がる。

もういっこ。世間にはあまりにも出鱈目がまかり通っているんだなあってこと。そして、自分もそれに染まっている。さらに、それを見分けられるようになるには、相当注意を払わなければならない。聡明になりたい。