蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

Jane

 白く肌理細かい肌が栄える青い下着を柔らかく乗せた身体。長く伸びた首の先、笑みの無い冷たい顔が僕を呼ぶようにこちらを向いている。澄んだとも濁ったとも表せない黒い瞳に目を奪われた。探したら見つかる、届かないところへ行って帰ってこない。来るだろう日を、指折り数えているよ。