2008-08-19 チャイム 日記 夕立のあと陽は西に沈む。涼しい風が狭い窓から流れ入る。 軽くそよぐ黒いレースのカーテン、点灯していない照明。重ねた帽子。ぼろぼろの椅子。ハンガーラックに詰められたシャツ……。 すべてがそっぽを向いている。僕の事など興味ないんだ。 光が煩いから、夜中が待ち遠しい。