神様はいると思う。キリスト教のGodやイスラム教のAllāhではなく、日本的な八百万の神様が。
そう思うことで、他人の目がないところでも、「神様がきっと見ているから」と考えて悪いことはできない。したくない。
しかし、神様の罰に脅えたり、畏怖したりしているのではなく。
人間ではどうしようもないことは、やっぱり何処かに超越した存在がいるとしたほうが、精神の安定に繋がるから。
けれども、それ以上に、自分の持つ美意識のほうを大切にしている。
悪徳、退廃、堕落。
どれも人に指差され、嗤われるだろう。みっともない、と。
それでも、わたしはわたしの美意識を信じる。例え、地獄に落ちようとも。