蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

平田オリザ『幕が上がる』

 

幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社文庫)

 

  平田オリザ氏の著作では、以前、戯曲の書き方の本を読んだことがある。小説の役に立つだろうと思って。

 この『幕が上がる』は小説でして、演劇、それも、高校演劇(演劇でも特殊な制約があるらしい)を題材としている。

 読んで、良い演劇は緻密な理屈が土台となってできているんだなとわかった。

 あとは、何より青春。いくつになっても青春あるのみ。