蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2007-09-25から1日間の記事一覧

僕は凡人だ。にもかかわらず、凡人が誰もが持つ欲望や堕落した考えを好まず遠ざけようとする。自分ではない何者かになろうとする。だから、無理が生じる。理想ばかり追う。何一つ叶えられないから、唯一最後の理想のみ信望するのだろう。

睡眠薬が好きです。別に寝るのが好きなわけではないのだけれど、薬が効いてきて眠くなってゆらゆらふわふわする時間が心地良いのです。で、その短い時間に出鱈目、思いつきを書きなぐる。それを翌日見返すとちょっと気持ち悪くて表現が少し気に入らないのだ…

そういえば学生服は群れてしまうと馬鹿っぽく見えると昔書いたことがあるが、『惜別』の中にも似たようなことが書かれていた。

新潮文庫で太宰を11冊読んだ。現在12冊目。いつのまにこんなに好きになったのだろう。作品だけでなくその生き様まで丸ごと好き。何度も自殺未遂を起こし薬に溺れ、結婚して愛人を作って最期はそれとは別の人と心中。そういう不道徳を(苦しみながらも)…

病院の診察待ち。本を持ってくるのを忘れた。待ち時間長そうなのに。 別のところで自分にとっての『人間失格』の叩き台にするつもりの日記を書いている。内容はここと対して変わりないけど、もっと踏み込んだ話。宣伝していないから見事に全然アクセスがない…

『右大臣実朝』、『惜別』読了。右大臣は大岡越前(あんまり知らんけど)みたいなすっきり感と雅やかな空気が味わえる。惜別は周さんの心の変わっていく様がわかりやすく記されている。手段はどんどん変えるのだけど目標がぶれないところに格好良さがある。