蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2007-10-19から1日間の記事一覧

人差し指で恐る恐る闇を弾いた。

一枚

冷たい窓ガラスに手を添え溜め息をつく。世界が生きている。窓の向こうは、脈打ち息をしそして眠る。

逮捕〜見てたら鯛焼きを食べたくなった。そして多分オチはあれだろう。

“骨埋める場所なんて要らないわ”

ゆっくり溶けるバニラアイスを木のスプーンですくう。舌の上にのせて味わえば深夜に夢見て頭を叩く。

“もうさよならしなくちゃ”

また一日が終わり、始まった。怠惰な暮らしで体が段々重くなる。紙よりも薄っぺらい言葉を重ねて重ねて届かず。心臓に杭を打って死にたい。