蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

病院の診察待ち。本を持ってくるのを忘れた。待ち時間長そうなのに。 別のところで自分にとっての『人間失格』の叩き台にするつもりの日記を書いている。内容はここと対して変わりないけど、もっと踏み込んだ話。宣伝していないから見事に全然アクセスがない…

『右大臣実朝』、『惜別』読了。右大臣は大岡越前(あんまり知らんけど)みたいなすっきり感と雅やかな空気が味わえる。惜別は周さんの心の変わっていく様がわかりやすく記されている。手段はどんどん変えるのだけど目標がぶれないところに格好良さがある。

もう駄目です。

あるところに、貧しい生まれで頭の悪い男がいました。彼は自らを憎み両親を憎みこの世界を憎んでいました。過去を変えることはできないていうのに、未来は無いものとしておいて、今を生きようとしません。 自分の思いを言葉にできず、わあわあと同じ文言を繰…

現状。自分の力だけではどうにもならないことが多い。胸が詰まる思い。 何を考えているの? 眠る前の心理状態。薄明かり。でたらめな言葉を選んで綴る。特に深い意味は無し。字面で楽しむ。 心を無理やり暴いて苦しむくらいなら、死んだほうがましだ。

孤独

空虚。余生。意味。味方。太陽暦。祈祷。雨後。娯楽。鞍。裸婦。不眠症。歌声。笑顔。奥。苦悩。後ろ姿。手弱女。メール。ルビー。瓶底眼鏡。根暗。落下。雷。林檎。ゴシック。鯨。来世。セブンスター。魂の双子。

悲しくてしようがないので、文章をやたらめったら書いてごまかす。 『右大臣実朝』の知識を得るためにウィキペディアを見る。なるほど、鎌倉幕府三代将軍でしたか。そして驚いたのが、この前鎌倉に行った際に偶然立ち寄った鶴岡八幡宮。実朝はあそこに熱心に…

梅、桃、桜

只々、悲しくなる。 黒く細い髪も、色の悪い爪も伸びて長い。不健康さが垣間見えて、そこに若さがない。 雨が降りそうで降らない空を見上げる。向こうにはお金持ちが住みそうな高層マンションがある。コンクリートが湿る匂いが恋しい。さっと雨が降らないも…

『右大臣実朝』を読み始める。日本史や古文の知識が充分にあればすらすら進むのだろうが、僕にはないのでそうはいかない。やっぱり教養が身に付いていない自分は賤しいのだと思ってしまう。

輪廻

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『津軽』読了。こういうメッセージ性を持たせず、ただ直感によって描写していく作品も心惹かれる。 目に映る物を直感的に描写して、浸るのもまたよしだと思った。

再び暗いトンネルへ。ここには光が差さない。黒く汚れたコンクリートの壁。ところどころに雷のようなひびがある。冷たく湿気た空間。水たまりを跨ぐ。ただ、耳に残る声を頼りに歩む。

夜、読書と平行してやたらと打ち込みたくなる。今は祥子様も読んでいた『津軽』。この物語はどう収束するのだろうか。 やっぱり僕は郷里に特別な思いを感じることがないや。前にも触れたけど、(地理的に有り得ないが)故郷がダムの底に沈んだとしても何とも…

何を言うかより誰が言う。人から受け取る言葉はとても嬉しくて気持ちを感じるのだけど、いざ自分から発信するとなると言葉選びにたいそう難航します。だから、言葉にしなければ伝わらないと言うけれど、何度も何度も心の中で念じております。

実は正直ここのところ不意に体調がおかしくなる。不摂生のせいだろうか。だめだなあ。

太宰を読むリズムがしっくり来なかった時期があったので、桜庭一樹を挟んでまた太宰に復帰。すいすい進む。 どんなに好きな人の作品でもこちらのタイミングや環境が感じ方を左右するものだなと思った。気負って無理に読破しようとせず、勢いが落ちたらしばら…

スクイズ最終話放送中止! 事件のせいか。やっぱり鮮血エンドだったのかな。

お薬の力は偉大だ。ゆらゆらが心地良い。ふわふわと無造作に浮かんでくる。 いつになったら文芸になるのだろう。自分が納得するのは最低のこと、やはり僕は凡人で、他者に認めてもらいたい。ねむねむ。

気持ち悪い。頭が痛い。症状が二月前に逆戻りだ。今日なにかあったかな? バナナオレが飲みたいよー。

[日記

sanatoriumは一人同人誌だけれど、なんだか同志がほしいなあと思う。どこかにいるかな。積極的には探さないけれど。ひたすら己の感性をぶつけ合う、無茶苦茶な文章の集合体を作りたい。たいていの人はそういうのを中高生のときに通り過ぎてきたのだろうけれ…

太宰治『二十世紀旗手』より『HUMAN LOST』

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汗が止まらない日の鎌倉の海。ちっともきれいじゃなかった。でも、違う。思い出はそこに作らない。今度は冬の海に。

亡骸

昨夜の一人しりとりは気に入っている。さらに言うと、ここ最近の日記は、恥ずかしいのだけれど、いい具合に気持ち悪くて、好き。 この日記は長い長い遺書になるだろう。そして、そろそろ結ぶときか。

文学部はどんなところだろう。大学に入りなおすとしたら文学部だ。でも、国語の成績はよくなかった。今でも著者の言わんとすることがよくわからない。ただ美しさを求めて読みふけっている。

最寄り駅と家との間に教会がある。マリみてにはまっていることもあってキリスト教とはどんなものかと軽く調べてみたものの、てんでわからない。自殺を容認してくれないんのでは、はじめから信仰できないだろう。

静まり返った深夜、ノートブックを閉じ、電球の明かりを一つのみ。肩こりをもたらすような悪い姿勢で太宰を読む。これだ、と思った。原点。 正直に告白すると、語義や物語がわからないことも少なくない。それでも、文字列を追っていると美術品を鑑賞している…

太宰治『二十世紀旗手』より

私の欲していたもの、全世界ではなかった。百年の名声でもなかった。タンポポの花一輪の信頼が欲しくて、チサの葉いちまいのなぐさめが欲しくて、一生を棒に振った。

ひどい夢を見た。幾つかあったけれど、これは夢なんだとすべてわかった。疲れる。

ほほえみ

みにくい。いたずら。らじお。おしまい。いけにえ。えごころ。ろくでなし。しくらめんのかほり。りこーだー。だーびー。びんぼう。うかい。いのちびろい。いめーじ。じかいよこく。くらやみ。みんざい。いし。ししゃ。やまい。いこつ。つやまさんじゅうにん…

「あなたと話をしているのではないのです。黙っていてください」 「その『心配』とやらは執着心もしくは支配のことではないですか?」 言ってやりたかった。