2008-02-15から1日間の記事一覧
他者との対話は神経を使う。自分との対話は……、書くことなのだろうか。
冬には、冬だから、冬の詩を書こう。 この白い季節に目を開いて、深々と積もる雪の調べに耳を傾け、素直に息をして拙い言葉で残す。できる限りのこと。刹那。瞬間。今。幾重にも重ねた時間が僕の人生、もらった思い出。
原始的欲求。傍にいたい。触れ合っていたい。抱き締めたい。口づけをしたい。その細くて白い指で頬をなぞってくれたら、恍惚。
理想を押し付けてた。笑わなくていい。かわいくなくていい。求め合う二人なら考えるまでもないのだから。暖かくなったら、髪飾りをあげよう。鏡を見て僕を思い出して。 隣に居るときの沈黙は怖くないけれど、遠く離れたこの沈黙は吹雪のように白くて暗い。 …