この頃、とにかく怠け者で入力も出力もやっていない。 役立たずというより、自分が許せないという点で苦しい。この苦しみに耐えられないのならそれまでだ。
シャワーの後は、焼けた空のピンクをグラス一杯飲んで渇いた喉を潤し嗄らす。なのにある朝突然、窓に映った僕の胸の蝶は消えてなくなっていた。きっと、クチナシの前ですら嘘をついた罰だろうって。
水の中、唄う。沫が弾けて時計は針を失う。濡れた長い黒髪、泳いだ湖。冷たい。光の知らせ。
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