この世界の内側は腐りゆき外側から壊れていく。目にはわからない、ゆっくりと。天を突かんとする塔は傾き、長く連なる壁はうねる、蛇。人は眠りのうちに意識を失う。夢が現実だった。
最後の偶然を拾ったときには終わっていた。鳴っていた。暗い空間から降ってくるイメージ。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。