蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

文華

映像も無く、色も無く、香りも無く、音楽も無く、ただ文章で伝えるにはどうすればよいのだろう? 映画じゃなくて、写真じゃなくて、漫画じゃなくて、空間じゃなくて、絵画じゃなくて、彫刻じゃなくて、僕が作るのは文芸。

全てこの雨で流れてしまえばいいのに

悲しいとか苦しいとか言ってくれないほうがやっぱり辛いね。街の夜は優しいから、いつも甘えてしまうけど、気づいたよ。顔が見えない亊それ自体が何物かを表しているって。置き去りにされ振り返られない過去にすがる僕は胸がいっぱいだ。 さっき『ちいさな王…

今日と昨日とその前の話

chocoholicのねこねこレースカーテン黒に代えた。 花粉症のせいで鼻がいかれている。バニラキャンドルを焚いても香りがわからない。 もうすぐ二歳になる姪に泣かれた。彼女が生まれて間もない頃に会って以来だから初対面のようなものだろう。後退りガラス戸…

雨の日

またおかしい。けれど、思い立ったとおり起きてすぐ、取り掛かれた。まずはよしとする。

いちご

裸を一番美しくする。体だけでなく、心も。飾らないで表したときに、自分自身が納得できる亊。 鍛練の繰り返し。贅肉を落とし、柔軟にする。 習慣。型。素振り。 これが書きたい亊?

さつまいもを薄く切って揚げた油菓子

何故? と言われて。そのときは、わからなかった。正確に表すと、言葉にできなかった。けれども、今思うに、端的に「自分が美しくいられないから」だと答える。傲慢。自意識過剰。とはいえ、僕には過ぎたくらいが丁度良い。 やっぱり鏡がないと、自分の形が…

好きということ

あなたの今が好きなのです。幼さが残る顔を懐かしむけれど、原理主義者のように昔のほうがよかっただなんてちっとも感じません。 あなたは成長した。僕は背伸びをして追いかけていく。だから、変わり続けても、ずっと変わらないでいられる。 あなたが僕に背…

今日の服装

パルコで買った筒帽子、GalaabenDのシルクストール、ロイヤルのジャケット、サナトリウムのカットソー、MaDのスキニージーンズ。

今日の一枚+

写真は、ラズベリーショコラ。 昨日は、友人と大須に遊びに行った。 その友人は本音で何でも話せる。かといって、解り合える関係ではなく、互いに違うなと思う部分が年々拡大している。 「君の亊は凄いと思うし良い人だと思うけど、尊敬はしないし、君のよう…

Jane

白く肌理細かい肌が栄える青い下着を柔らかく乗せた身体。長く伸びた首の先、笑みの無い冷たい顔が僕を呼ぶようにこちらを向いている。澄んだとも濁ったとも表せない黒い瞳に目を奪われた。探したら見つかる、届かないところへ行って帰ってこない。来るだろ…

不遜

いつまでも見ていてね。僕の形がなくなっても。遠く離れた今、顔を合わせるのは容易でなくて、益々負荷は減る。 わかってくれなくていいよ。どうして理解したがる? 求め合えば満足。 暗い出来事ばかりだからと、ニュースを寄せ付けない夕方。雨が降って傘が…

光る雲の声、聞こえる。もう一度目に映りたいと。僕は笑って泣いた。叶うときは来ない。 何故ためらうの。あとは押すだけでしょう。着替えなくてもできる。今、ここで。 全然楽しくない。息苦しい。 遠い向こう見つけ出す、あなたの横顔を。また未来眺めて、…

戒め

何者だ、自分は。この態度、この目線。偉くなったのか。人に口出すことのできる人間か。やっぱりいっぺん死んだほうがいい。

きれいになりたい、太りたくないという意識が強い人が好き。だから、あれとかあれをする人は目指してないのがわかるし、所詮結果に出ている。

そうでもない

あなたは気が多い人。だから、好きになれない。僕は我が儘で幼稚。寛容からは遠く嫉妬深い。 なんていう分析は後付け。直感を外しただけ。

一葉

雨に濡れた窓の中、あなたがいる。白いセーター、頬杖を付いて。 大きな瞳の視線の先には何があるの? 雫に遮られて僕には見えない。 遠い向こう、高いビルや煙突たちは寂しげで、大好きだった街の面影は消えた。 陽が落ちるまでここにいよう。星が出たら明…

古典

ピーターパン的なあれではないけれど、大人になりたくない。積極的に志向しない。かっこよくなりたいとか優雅になりたいとかいう思いはある。別に大人にならなくてもそれはできる筈。だから、子どものままでいい。 歳なんてただの数字だ。

片腹痛し

悪夢に悩まされて消耗。頭痛。

近江八幡

時間をかけて行って来た甲斐があった。 素晴らしい世界。単純、且つ、大切な事を知った。

所謂好きなタイプの話

どんな人に恋をするのかという問いがあって、食事の好みが合う人とかよく食べる人とか答える人たちがいる。 僕も食事の相性は大切だと思う。ただ、角度が違う。僕はあまり人と食事をしたくない。何故なら、よく食べる人を見るのが嫌だったり自分の食べている…

花粉症にも負けず。

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA 明日、滋賀・近江八幡の↑に行こうと思います。アウトサイダー・アート専門の美術館で、今ちょうど、スイス・ローザンヌのアール・ブリュット・コレクションから作品がきているようで、これは行くしかありません。 荷物…

普通及び一般、慣習

疲れてちっとも楽しくない。 大好きな服を買えるお金をよりたくさん得る為には、普通及び一般、慣習に向き合って上手く立ち振る舞っていかねばならないようだ。東京にて感じ取った最大のことはそれだ。 多くの人たちは違和感を覚えることもあろうが折り合い…

雨のあとに見るアスファルト。

笑えない。何もかもが面白くない。

枕が変わっても眠れるけれども、こうやってなれた枕に頭を乗せ目を瞑ると、何処でもない自分の家だ。新しい毎日の始まり、元の毎日の始まり。 古典的なUFOの音が脳内で繰り返し再生される。それがピアノ曲になり弦楽器が加わり壮大な感じに膨らむ。あなたの…

追い込み

実家に戻ったら、服屋は遠いし、大きな本屋は無いし、部屋は狭くなるし、自由が制限されるし、集中せざるをえない環境だ。逃げない。

今日の一枚+

空っぽの部屋。後は立ち会いを残すのみ。寒い。 さよなら、東京。

今と今。同じ今でも違う今。今という時は一瞬にして無くなる。 赤い景色が向こうに見えた。