2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
損得を判断基準にしない人間になりたい。
心の醜いこんな僕の隣に居てくれるのは、美しい人であってほしい。わがままが過ぎるけど救われたい。
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)作者: 宮沢賢治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/06/19メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 134回この商品を含むブログ (267件) を見る 失礼な話、文章構成は解りづらいし、欠けている箇所が多く、読みづらかった。しかし、…
嬉しいことなんかなくなった。鏡の中に落として、どこにも映らない。眠れば会えるかな。
また会いたかった。思いを形にして、名前にすれば浮かばれるのに、僕は怠ってきた。幸せにはほど遠いね。
星が好きだった人。夜空に夢を見、たくさんの物語を紡いだ。手を痛ませ、種を植えて花を咲かせた。それらを亡骸に捧げた。北国は寒かったでしょう。
僕は自分の誰にも肯定されない感覚を、躍起になって証明しようとしているのだ。 しかし、残された時は少ない。人生に未練はあるけれど、早いうちに自ら幕を引くほうが潔いと思う。 あと何回、よかった、と涙を流せるだろう。
死ぬまであなたの側に。その言葉は結果、嘘になってしまった。人は変わる。そして過ちを犯す。親切な妖精が教えてくれるでもなし、その時がいつかはわかりようもない。ただ、ふと迷いが生じ悩み暗い道を歩むと気付くのだ。
この頃、とにかく怠け者で入力も出力もやっていない。 役立たずというより、自分が許せないという点で苦しい。この苦しみに耐えられないのならそれまでだ。
シャワーの後は、焼けた空のピンクをグラス一杯飲んで渇いた喉を潤し嗄らす。なのにある朝突然、窓に映った僕の胸の蝶は消えてなくなっていた。きっと、クチナシの前ですら嘘をついた罰だろうって。
水の中、唄う。沫が弾けて時計は針を失う。濡れた長い黒髪、泳いだ湖。冷たい。光の知らせ。
そんなのフツーとか知っててアタリマエとか、僕には暴力だ。その術を知らぬ、それを覚える道のりを通らぬ人にどうして言える。 自転車の運転術を小脳で記憶するように、人付き合いの仕方を獲得できなかった僕には酷だ。大人になってから外国語を学ぶようなも…
この世が大いなる存在によって創られたゲームだとしたら、僕はどんな役割を与えられたのだろう。宗教臭い考え方は好きじゃないのだけれど思い付いてしまった。世界人口から相対的にみて、たぶん恵まれている。餓えや乾きに困らない。 絶望して消えたくなった…
底を見透せない沼にゆっくり沈んでいる。息もできない。もがきもせず、かといって観念もせず考える事を止めた。悪循環。じり貧。今日も暑いからと動く気なし。生きていない。 ごめんなさい。
怖い。どうなってしまうの? 今、一番醜いとき。
祖父の家に親戚一同が集まった。中には久しぶりに再会するMもいた。彼女はやたら積極的に僕に話しかけてくる。指に嵌めた幾つものごついリングを抜きながら、 「これはファンの人にもらったのでしょ。これはこの前買ってもらったのでしょ。これは……」 僕は…
簡単に笑えたほうが楽に生きられるんだろうね。でも、僕は閾値が高いのか意地っ張りなのか、そんなに笑えないよ。 飾られた薄青の花瓶。扉を開いた途端に香るクチナシ。何気ない日々のほうが頬を緩ませるから。
ぎぶそん (teens’best selections)作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2005/05メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (53件) を見る 表紙買い。ゴツボさんが絵を描いたのがぴったりあてはまる、そんな物語。ロックで若くて、…
詞に大した意味はなく、感情を表す目や口の端が信じられる。極めて視覚的。 あなたが見せる今は、僕にとって既に見えない過去。表した、その事実だけが残り僕は心底魅了された。 感情のままに。
震える。見たくない。考えようとする。途端に投げ出す。頭は直ぐに熱くなって、思考放棄。 薄っぺらいメッセージと僕が馬鹿にするものが溢れていて目眩がする。結局、自分が一番何にも伝えられていないから、余計に落ち込む。 銀杏のような道化師になりたい。
スーパー銭湯の宴会場のような座席の夜行バス。対面には女優Nさんが座っている。パブリックイメージとは違う意地悪で攻撃的な態度で語りかけてくる。例えば一人称が気に入らないと。きれいな人はこうでなければ。
底で笑っているのがお似合いだよ。
僕には何にも無いんだって思うと胸焼けがして頭が重くなる。衝動も消えてただ生きてるだけの脱け殻。 何にも無い。 何にも無い。 心動かず、体動かず。魂と呼べる存在はさ迷い、人に耳を貸さず。堕落であって退廃でない。あこがれの魅力の欠片にも手が届かず…
自殺する人、他人を殺す人、その他罪を犯す人。今日も絶えない。 性善説。人は生まれた後に悪事を覚える。性悪説。人は生まれながらにして悪事を知っている(だった筈)。 どちらにしろ悪は覚える。ならば、同時に善も覚えるものだ。すべてを知ってはいない…
あなたの声を今日も聞いたよ。頬が緩むんだ。前から抱きしめられているような優しい温かさ。しかやかな髪に触れ、あまい香りを嗅いだ夜と記憶を重ねる。
皆さまとても立派です。この先僕が分け入る余地などありません。誰を恨むことなく、誰に恥じることなく、ただ静かに消えゆこうと思います。
体と心が分離していく。何にもしない日々。罪悪感でいっぱい。重い。水銀を飲み込んだみたい。逃れたくとも動けず伏せっている。悪夢も一緒。
数え切れないほど夢を見た。美しい景色。原始的な衝動。醜い願望。笑ってしまう舞台。一つ一つの断片が繋がらない。 かっこつけるのなら最期まで。似合わない人生を歩む。
五月雨。後ろめたいことがやめられない。最中にはそんなことを露ほど思っていない。僕は僕を許せるのだろうか。
気がつけばいつも憂鬱が隣に居る。壁にも窓の外にも絨毯の上にも。軽そうで重い気体のような固体。いうなれば煙か。もくもく立ち上り、僕をむせ返らせる。 固く結んで閉じ込める。立ち入り禁止。