蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

この世界はうるさすぎる。音も光も匂いも暴力的だ。嫌い。手の届く好きな人たちだけに囲まれてひっそり死ぬの。寒さに季節を伝えられた。もうお仕舞い。

手を離した。慣性のまま遠ざかった。見渡したところで誰もいない。真っ暗な闇。でもここは宇宙空間じゃないから向きは変えられる。意志は何処へ向いている?

 今日の一枚

椅子。座り心地があまりよくないのを選ぶ。次は鏡だなあ。もう決めてる。 インテリアショップに行くと結婚したくなる。一生無理だろうけどねっ。

 季節

夜香木の薫るのが少し寂しい。

『美女と竹林』森見登美彦

美女と竹林作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/08/21メディア: 単行本購入: 53人 クリック: 1,984回この商品を含むブログ (196件) を見る 森見さんの妄想の猛り具合がやっぱりおもしろい。常日頃こんなことばっか考えているのかなと思うと…

『おろち olochi, super remix ver.』嶽本野ばら

おろち―olochi,super remix ver.作者: 嶽本野ばら出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (16件) を見る 原作を知らないけれど、切り口が大変野ばらさんらしくて気持ちがいい。楳図かずお『お…

そろそろあれだな、と思った。何もなしていないが、それまでの人間だったのだろう。念願の太宰の墓参りはできた。墓前で手を合わせたところでそこに魂や霊があるわけでなし、自己満足である。力を貰ったような気になれればそれでよい。こんなもの最悪じゃな…

急に降り始めた、さほど強くはない雨の中、僕は見知らぬ町を走る。濃い霧がかかり前がよく見えない。黙々と一心不乱に。

『幼児狩り・蟹』河野多恵子

幼児狩り/蟹 (新潮文庫 こ 9-1)作者: 河野多惠子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 山崎マキコさんのようにわりと偏ったテーマに集中して書く人なのかな、という印象。どれも…

『冬の教室』大塚英志

冬の教室 (徳間デュアル文庫)作者: 大塚英志,鶴田謙二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2000/10メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (19件) を見る 「白倉由美がつくった朗読ドラマが基になっていて、それを小説化したもの」だそうな。 この…

朝の一曲目にアルバム『light -saw the light and shade-』の『HORIZON』を聴いたら涙が出てきた。月並みな言葉だけれど、ライブの感動がありありと蘇る。あたたかさにつつまれて、夜が来ても朝が来ても怖くない。

 寝起き、頭の掃除

今の自分は美しい? 美しくない? 無論、美しくない。何も実践出来ていないじゃないか。髪。筋肉。姿勢。爪。歯。声。視線。閉じる。

夢に殺されそうだ。肩が痛んで助けを呼ぶ自分の声で起きた。何ともなかった。夢か現かわからず苦しい時間を繰り返す。疲れた。夢の中でどんどん残忍になっていった。

昨日改めて強く感じたこと。どんなに疲れていても、楽しく買い物をしている間はすっかり忘れてしまい、帰る頃には歩き回った後でも元気になっている。うん。素晴らしい。 というわけで今日も。あ、お金……

 光と影 その三

三公演通じて、らっらっらー、の「リリカル」が印象に残っている。深く響く感じ。そして何より「君の事が」。星空に溶けてしまうような歌声、曲、景色。ライヴでよかった。また来月、お会いしましょう。

あれー? 今月はもうお金がない筈なのに散財しちゃったよ。帽子にしっぽに日傘。恐るべし、ラフォーレ原宿。

三鷹の禅林寺に行き太宰治のお墓参りをしてきました。今でも彼の元を訪れる人は少なくない様子でお供え物にお酒が幾つかありました。その後、太宰治文学サロンを見学したり玉川上水をちらっと見たりしました。三鷹はいいなあ。住みたい。

新幹線が止まるといけないから早目に行動。ということですでに東京着。宿は新宿だけれど、チェックインにはまだ早いし、寄りたかったので名曲喫茶ライオンで休憩。

クンパルシータは姿を変え立ち飲み屋になっていた。みゅーずは焼肉屋。僕はフランソアでレモンタルトの昼食。 その後、河原町阪急で買い物。ジャスティンでアポロリングを買ってしまった。どんだけ我慢できないのか、自分。

 光と影 その二

CDで聴くよりライヴで味わったほうが好きになる速度と深度が大きいな。 『君の事が』なんて宇宙に包まれているようで心地よかったし、『至上のゆりかご』も温かく見まもられている感じがした。素敵な時間はあっという間に過ぎてしまう。

一月前の自分えらい。ものすごく交通の便がよいところに宿を確保している。えらい。二泊三日で大阪に行ってきます。

四月一日でもないのに嘘をつきました。ただ写真を撮ってみただけです。

 今日の一枚

ヘビースモーカーになりました。

 光と影

芸術創造センターのライブに行ってきました。 僕にとってはいつもと勝手が違ってどうしたらいいのか少しの間とまどいましたが、すぐに 「ああ、この心地よい雰囲気を全身で感じ取ればいいんだな」 と思い身を任せました。 『退廃ギャラリー』も『君の事が』…

いつぞやから咀嚼するときに顎の左がカクカク鳴るのが気になっていましたが、差し障りがなかったので、放っておきました。するといつの間にか音が鳴らなくなる代わりに口があまり開かなくなってしまいました。指にして一本分ほど。食べるのが大変です。今度…

 『“文学少女”と神に臨む作家 下』野村美月

“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/08/30メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 290回この商品を含むブログ (253件) を見る 遂に主たる物語は終わってしまった。最後になるの…

 さよなら、ありがとう。

甘い甘いすみれの花の砂糖漬けは、とても苦かった。溢れる涙がとまらない。うまく言えないけれど、それでいいと肯定してくれるから。 太陽や月に目がついていてすべてを見られるわけじゃない。だから、自分で考えなくちゃいけないんだ。