蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

冬の七夕。長い長い長い竿の先に火の玉をつけてわたしは揺らしていた。それが二十数個。突風が吹く。竿がしなる。ほかの火の玉はすべて飛んでいった。わたしのは先の火だけ消え竿だけが残る。辺りは極寒の地に変わった。竿の先に滝が流れ落ちる。滝の下には…

目覚めると、皆が相談していた。公演が七日後に迫っている。わたしは役者に選ばれた。間に合うだろうか。音楽が流れている。

映画の撮影。舞台は東南アジア。双子の姉妹の姉が失踪をする。わたしも姉妹で、姉。わたしは彼女を探して妹と奔走する。やがて双子の妹のほうも姿を消す。ようやく双子の妹を見つけたところで、彼女は「こっちだ」と言って走り出す。わたしの妹が付いていく…

椅子に縛り付けられる。五ミリでも動いたら光線が発射され徐々に傷つけられる。

ナポレオンみたいな帽子を被り、大晦日、カウントダウンライブの照明を務める。 エビの殻だけフォークで刺す。 ハチミツを大量に積んだヘリを操縦。ミサイルが飛んでくる。避けながら逃げるも墜落。母を喪う。 発案者へ復讐。 体が段々伸びていく。最後には…

文化祭。体育館。舞台上ではなにやら司会が喋っている。下の床にはチラシが等間隔に並べられている。わたしはそこを跳ね回り、かき乱し、舞台に飛び乗った。

・漫才のコンクール。予選落ち。 ・温泉番組のロケ。 ・某番組の劣化コピーを始める準備。 ・創作講座に申し込み。 ・バンドの長いツアー。東京ドームのひとつ前の公演で解散発表。

巨大怪獣が学校に来襲。教師である僕は子どもたちを避難させる。 外に出るとアメリカ人がキャッチボールをしている。彼らにも英語で逃げろと伝えたかったが、上手い言い回しが出てこなかったので“Get out of here !”などと発する。 僕はウルトラマンに変身。…

・火事に見舞われる。 ・父にタトゥーを見られるも気づかれず。 ・坂道を転がり落ちる。 ・冬の川を泳ぐ。 ・「この人、わたしの義弟になるかもしれなかったんだよ」と言う知人に会う。 ・リスが雪を投げていた。

夢を見ることで何度も他人(の記憶)を追体験して、死のうと考えている人を一歩止まらせる。そして、その中で、真に自分のやりたいことが見えてくる。ただし、他人にしゃべってはいけない。 以下、羅列。 高所から落下するも、奇跡的に右肩脱臼だけで済む。 …

・ビルにて火災が発生。ヘリから消火活動。そのヘリに乗っている。前方のヘリと衝突し墜落。目を覚ますと、男に首を絞められて「おまえのせいだ」と言われる。 ・競馬場に行くことになる。 ・ピアノを弾く。 ・しばりつけられる。 ・初売りに行く。 ・サイン…

今日は学校を卒業する日。教室の荷物をすべて持って帰らなければならない。高校生なのにお道具箱を一番に鞄に入れる。あとはジャージ。上靴のまま外へ出てしまった。革靴を昇降口に取りに行こう、というところで眠りに落ちる。目覚めると帰宅していた。玄関…

石川県民になっていた。Sさんと一緒にお店に入ろうとするが、石川県民ということで断られた。

お見合い結婚をすることになった。相手は鬼束さんという女性。 その話は瞬く間に知れ渡る。 直角にそりたった壁を登りきると、新谷さんと野中さんに祝福された。

隣県に赴いて、麻雀大会に参加した。しかし、終了後だらだら参加者たちと会話をしているうちに終電を逃す。しかたがないので、線路沿いに飛んで行く。名古屋港で一休みしてから家までまた飛ぶ。帰宅すると恋人のTMさんがご飯の準備をして待っていてくれた。

二三か月ののち、中断されていた修学旅行の最終日の午後が再開された。その間荷物は預けっぱなし。さて、どこへ行けばいいのやらわからない。各自個人行動。とりあえず勘で地下鉄に乗ると友人がいた。買い物をしてきたそうだ。僕は帰りのバスに乗るためには…

朋先生がアイドルデビュー。いかにもな衣装でテレビに登場。かわいかった。

近頃よく見る夢。高校に入りなおして、不登校になっているというの。何を暗示しているのだろう。

気持ちよく空を飛んでいる。大きな公園が見える。木製の遊具はとても大きくて子どもたちが遊んでいる。街のいたるところに温泉が湧いていて露天風呂がある。お年寄りが入浴しているのが見える。とてもきれいな町並み。

僕の人生はループをしていた。悪い流れを断ち切るため僕は叫んだ。

大晦日はてんてこ舞いの忙しさだった。舞台の裏方をしているうちに年が開けて、甥っ子たちの舞台を見られなかった。

僕は包帯で全身ぐるぐる巻きにされている。手だけは動くが袖が余るほどに長い。ビデオの映像の中に僕がいて、早送りされたり、巻き戻しされたりして、床をコロコロ転がっている。喫茶店のような場所。何かのショーだろうか。ろうそくの薄暗い明かりの中、観…

僕は億万長者だ。金にあかせて有名人を招き箱根旅行に行く。しかし、品のない行為をたびたびしてしまい、己を恥じた。旅先のホテルでは余興として漫才コンテストが行われていた。その中に中学時代のクラスメイトがいた。僕は驚いた。

僕はDマンションに住んでいる。初めての帰宅だ。マンションの一階部分にはおもちゃ屋が入っていて、外から見るとフィギュアが所狭しと並んでいるのがわかる。他は縁日でもないのに屋台が並び、焼きそばやらカキ氷やらが売られている。 家の鍵を確認すると僕…

僕はNAさんが好きだ。今日は一緒にジョギングした。しかし、外野は諦めろという。なぜならNAさんはOTさんと付き合っていると専らの噂だというのだ。やがて、僕とNAさんは疎遠になる。周りが余りにもうるさいからだ。僕は諦め切れず皆の前で宣言する。NAさん…

ウサギ人間は抵抗しないんだ。いじめられても、なぐられても、たとえ高いところから突き落とされることになっても。

悪い夢ばかり見る。昨晩も電車に轢かれ二度死んだ。これで死ねると思った。

引っ越したその夜、まだ荷物の段ボールが積み上げられた部屋でトマトソースのスパゲッティを作り父と一緒に食べた。 次の日、早く起きると港に向かった。満潮の海面にはずらりと小舟が並び、出勤前の看護師の女性たちが釣りをしていた。気持ちのよい朝だった…

レターボックス また会えるよ レターボックス また会えるよ 雪の降る朝 開いた ハニートースト ただ甘くて ハニートースト ただ甘くて 君の手紙で 泣いたよ

 怪物

ものすごい色男になっていた。町ごとに現地妻がいるような。