蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

・兄家族では、らくだがペット。すごく人懐っこい。ペロペロされた。 ・金田さんがオムライスにケチャップで「にわとり」と書いた。 ・悪人になった。

・ヒゲのばしっぱなしで喫茶店に行き席に着くと周りは知り合いだらけ。おまけに僕は上はスウェット下はジャージというおよそ外出する格好ではない。恥ずかしくて逃げ回る。 ・やたら広くて明るい食堂みたいなところにいる。好きなあの人は水泳部に入った。 …

急に降り始めた、さほど強くはない雨の中、僕は見知らぬ町を走る。濃い霧がかかり前がよく見えない。黙々と一心不乱に。

放課後の教室。クラスの七割くらいの人たちが居残って自習をしている。そんな中、僕は一人机に突っ伏して寝ていた。

祖父の家に親戚一同が集まった。中には久しぶりに再会するMもいた。彼女はやたら積極的に僕に話しかけてくる。指に嵌めた幾つものごついリングを抜きながら、 「これはファンの人にもらったのでしょ。これはこの前買ってもらったのでしょ。これは……」 僕は…

スーパー銭湯の宴会場のような座席の夜行バス。対面には女優Nさんが座っている。パブリックイメージとは違う意地悪で攻撃的な態度で語りかけてくる。例えば一人称が気に入らないと。きれいな人はこうでなければ。

三階建ての家で宝探し。くまなく見て回っても発見できず終い。掃除をし後片付けをして帰ろうとすると、そこの家の四歳くらいの子に「まだ帰らないでほしい」とせがまれる。後ろ髪を引かれつつ帰途に着くと、近所に開店したばかりの寿司屋が大盛況で道路まで…

目覚めると薄明かるい。カーテンを開き、いつものように窓の外を見ると、そこに家や駐車場や小さな小屋など見慣れた景色はなかった。道路一本隔てた向こう側は南洋の島国の水上生活を想起建物と人々。ろくに屋根もない無数の小さな浮島があり、そこに居る人…

競艇場のピットから六艇が一斉に離れるのを見届ける。一艇がルール違反をしたので、回りなおす。 ようやくスタート。僕はスタンドから見る。その日は強風で全艇が転覆、レースはやり直しに。 再びのレースも荒れた展開。ターンマークにぶつかったり、ありえ…

家の隣の駐車場に、朝六時になるとハイエースがやってきて、一人の男性を置いていく。彼は日が暮れるまで、大きな筆で地面に油絵を描く。それを僕は毎日窓から眺める。 初めは何かわからなかったが、数日たつと次第に何の絵かわかってきたが確信がもてない。…

各地で、朝の通勤ラッシュ時に、人が押し倒される事件が相次ぐ。犯人は顔もわからぬまま、未だ捕まらす。僕はそれを追う刑事。捜査を続けている。 ある日、執念実ってか現行犯を目撃。必死になって追いかけると、犯人は黒い猪になって逃げ去ってしまったのだ…

ピストルで母が人を殺した。父は知らない。 その後逃げるようにして東京から川崎に引っ越した。 父は不審に思い嗅ぎまわっている。僕は決して口を割らなかった。 風呂掃除を黙々とする。力を込めて磨くが、浴槽にこびりついた青い入浴剤がなかなか落ちなかっ…

実家からローカルテレビ放送のニュース番組を生放送をすることになった僕はレギュラー出演。布団入って寝そべったままお送りする斬新な企画。だが、最初のうちはいいが、約六割は眠っていた。しかし、それでも許された。

僕は異国にいて相棒と遊歩道を歩いている。悪戯ででたらめな英単語を壁に落書きしたところ、それが現地の人の目にとまる。すると大爆笑。次々通りかかる人も大爆笑。自分で書いた言葉の意味がわからないため辞書で調べたが、載っていない。スラングなのだろ…

テーマパーク

見知らぬ門をくぐると、何かおかしい。僕の思考が外に漏れているかのように、人々が振舞う。はっと目が覚める。「おかしい」と口に出す。そして、また眠ると、「あなたがこの国を統治するのです」と伝えられる。なんども寝たり起きたりを繰り返すがどうやら…

家の裏手の駐車場で、小学校のときのあまり親しくはない同級生にばったり再会。しかし、彼女はどこか怯えていた。馴れ馴れしく話し掛けられる。一緒にいてほしい、と。何か怖い目に会っている気配が感じ取れたので同意し、行動を共にしようとすると、「見つ…

ベンジーがグラムロックを歌っている。プロモーションビデオ。基本は白黒なんだけど、顔のメイクだけは色付いていて昔の映画みたい。僕はその中にいて彼が通り過ぎてゆくのを目を凝らして見ていた。

フランフランのイメージ

お洒落なファッションビルの中のインテリアを扱っているお店。僕はどうやら図々しくも、そこのベッドで眠っていたようだ。天蓋付きで、お姫様が使うようなの。なんとも夢のあるものだな。 上半身を起こし辺りを見渡すと、全体的に薄いピンク色で調和がとれた…

庶民の僕にとっては豪華なホテルの一室にいる。暮らしていくには充分な家電や生活用品が揃っているが、ここは仕事場だ。 ある日、やってきたとき違和感がある。よく部屋を見回してみると天井近くの壁に穴が開いており、隣りの部屋へと繋がっているようだった…

内村*1さんのコントにセリフ付きで出演。設定は江戸時代後期、内村さんが侍で僕は複数いるお付きの者の一人。 関所をくぐり抜けたところから開始。道を歩いているとオセロの黒のほうの人が笑わせにくるが、笑ってはいけない決まり。でも、みんな笑っていた。…

実家の北側の窓を開けて駐車場を見ていると、テレビ番組か何かの撮影をしていたのを目撃した。レポーターらしき人がゲストらしき人のロールスロイスを運転して壁にぶつけていた。僕は大声で笑う。それからその様子を見せようと母を呼んだが既に人びとも車も…

僕は念じたことを具現化できる超能力を持っている。それを用いて色々悪さをした。すると、たくさんの人たちに恨まれ付け狙われるようになった。そこで僕はその人々をおびき寄せ罠にはめ一網打尽にしたのであった。

祝福のない才能の発露を見いだして

夜。見覚えのない都会の狭い路地を相棒の革の上着がよく似合う女性に先導されながら、四方八方、特に後ろに注意して全力で走る。そのときは我を忘れていた。僕は何者かたち複数名に追われている。判で押したような、まったくカーボンコピーの怪しげな連中、…

僕は烏だ。久しぶりに実家に帰ってきた。Y君に会う。 「上空を一周しないの? 前はいつもそうやって1回はやっていたじゃない」 そう言われ。高く高く飛ぶ。随分、上昇してしまった。降り方に気を付けならばならない。かくかくしながら滑空してゆく。果てに…

・三河の山奥の田舎に住んでいる。交際中の物凄く残念な女性に結婚を申し込むが、「専業主婦になりたい」と言われる。僕は彼女が働き続けることを望んでおり、相手もそのことを知っていたため、断りの言葉と受け取った。 ・さまぁ○ずの運転手になる。初日、…

・狐の嫁入り ・“忘れてしまえるなら”の着信メロディ ・激しい頭痛がして道端で這いつくばる ・父が布の染色の職人で何か伝統技術で布を虹の七色に染め上げる

新コーナー

いいとも。新コーナーの司会者は沢村*1さん。ゲストを招いて、それが誰かを当てるというよくあるもの。ただ、回答者の全ての質問には沢村さんが代わりゲストに成りきって答えていた。 *1:一樹

貫通

周囲の壁が白く広大な空間の中心を浮遊している。追っ手が来る。逃げ出さねばならない。真っ直ぐ前方へ飛んでいく。正面にとても大きな絵画がある。僕の背丈の二十倍くらい。絵のほうが巨大化したのか、僕のほうが縮小化したのか。やむを得ない。それの真ん…

会えた

辺りは薄暗い。足下は柔らかい絨毯。よく見渡すと広い空間には多くの正装をした人々がいる。僕は、何かのパーティーに来ている。 会場を少し歩くと見覚えのある方が。細い身体、お洒落な装い、サングラスとハットをしていても溢れ出すオーラ。もしや。 「よ…

バスが目的地に着いた。そして、目の前で三村さん*1がペンに仕込まれた銃で殺された。犯人は高校の時のクラスメイトのT君(仮称)。 すると、突然、ゲームがリセットされたかのように時間が戻る。 僕らは田舎からバスで東京に向かっていた。運転手は大竹さん…