蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

この、いわば泥沼から抜け出すのは容易でない。十数年の考えてないうちにまんまとはまってしまった。自分ではどうしようもないことは確かにある。でも、この世界の見方は人それぞれだ。どんなに不条理なことも、解釈して受け止めてしまう。美しい世界を生きたい。僕はもっと変わりたい。
例えばの話。劣等感を見せるのはみっともないとか。愚痴を言っても解決にならないとか。そんなような人生訓に縛られているんですよ。自分で考えるまえに本に頼って方法を探してしまう。そのくせ、納得できないと言って行動に移さない。心底思う。みんな立派に生きているなあ、って。
そう遠くないうちに環境が変わります。望みが叶って、一つ鎖が減ります。勇気を出して切り開いていけるかな。
他人を変えられやしないんだ。傲慢な親に育てられれば傲慢にもなるさ。
別に居場所がないとか自分探ししたいとかで困ってるわけじゃないんです。うじうじと過去にとらわれているのがたまらなく嫌になるんです。ああ、そうだ。自分ができることからやってみるんだったっけ。精一杯。