- 作者: 中島隆信
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/08
- メディア: 新書
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・p219-220から引用
「あいつは何て馬鹿なことをしているんだ」と思ったとたんに人間の思考は停止してしまう。「なぜあんなことをしているんだろう」と疑問に置き換えることで、考えが一歩前に進むのである。
ここですな。「物事のいろいろな側面」の1つに、経済学的視点から見た側面があって、その見方を身に着けたい。なんだろう。「自分が問題に直面したとき、どう捕らえるか、どうやって経済学的に切り取るか」を考えることなのかな。それには、抽象度を上げるとか、どういうインセンティブが働いているのかと問いを立てるとか、そういう「型」が存在している。結局、本を読むばかりでなく実践をすべしという段階なのだ。仕事ともリンクしているなあ。