2007-04-08 憂鬱の部屋 日記 とにかく描写が好きなのだ。僕が良い作品だと感じるとき、話のつながりとか、終わり方とか、全体的なメッセージはあまり重要でない。評価の優先度が低い。と思った。だから、『晩年』の『葉』が好きなのだ。 どうせ死ぬのだ。ねむれるようなよいロマンスを一篇だけ書いてみたい。 この一節がたまらなく好きだ。さらに、こう続く。 男がそう祈願しはじめたのは、彼の生涯のうちで一番うっとうしい時期に於いてであった。 何か重なる。飛んで最後。 どうにか、なる。 そうですよね。