蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

観光バスに乗っている。行き先は不明。運転席より後ろは飲食店のカウンター席みたいになっていて料理人が何やら料理を振る舞っていた。僕は入り口のほうから3番目の席に居て、何も食べずずっと進行方向を見ている。工事中らしきフェンスが立ち並ぶ狭い道をくねくね曲がりながらバスは進む。僕はヒヤヒヤしながらそれを眺めていた。