蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

はじめ

 兎に角、今あるもので書いてみよう。うまい表現とか構成に凝ったりしなくていいから。核を千字以内に収めて、そこから分割して膨らましていく、というのはどうか。短い日記形式のお話を少しずつ書いている。それも練習であり、実践だ。
 なんだっけ。確か、“泣ける、と良いは違う”。人の共感を呼ぼうとか感動させようじゃなくて、ただ書きたいが為に書く。薔薇が咲きたいが為に咲くように。美しさはそこにある。
 毎日書き続けるのは難儀だ。サボってばかり。ウェブに現を抜かしていないで、習慣化したい。四角い画面を前にするとどうも進まない。量を書く。頭では解っているけど、体が怠ける。寝食忘れるほどに虜になれないものか。