蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

わたしもあなたも危ない

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000904-san-soci
 このニュースについて。
http://d.hatena.ne.jp/MAROON/20071206#p4
 MAROONさんと同意見。
 街で音楽を聴きながら自転車に乗っている人も危ない。
 まず、当人が迫る危険を回避できなかったり、対処に遅れる。また、救急車や消防車などのサイレンを認識するのを妨げられるため、何処かで助けを必要としている人の危険を増幅させてしまう。
 だから、わたし(当人)もあなた(何処かで助けを必要としている人)も危ない。被害者になるのも嫌だけれど、あなたの危険を増やしたくもない。


 高校生のとき世界史の先生が自転車の交通安全について話してくれた。だいたい以下のような内容だった。
「君たちが聞く自転車の交通安全の話と言えば、事故から身を守るための話でしょう。それも大切なことです。しかし、私はまず自転車に乗る君たちが交通事故の加害者になる可能性があるということを強調して話したい。自転車でスピードを出し過ぎて人にぶつかるかもしれません。特にお年寄りや子どもは回避のための能力が低く危険です。現に死亡事故もあります。ですから、自転車は手軽に乗れるものですが、扱いを間違えれば人を殺してしまいます。もう一度言いますが、自分も加害者になりうるという点にも気をつけて自転車に乗ってください」
 とまあこんなふう。七、八年前の話。当時「なるほど」と思った。そんな認識は欠如していた。
 自転車にまつわる交通法規ははっきりさせれば、自動車の代わりに自転車が盛んになり健康的な社会になるんだろうなとは思うのだけれど、現在の道路事情ではなかなか難しいのだろう。
 ついでだから自転車の話をもう一つ。点字ブロックの上に駐輪する人。迷惑です。