蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

百字

 僕なんか死んでしまえばいいと思うのだけれど、本人としてはやっぱり少し死にたいなあと望んでいる。たとえさまよい人や世捨て人の身分が許されたとしても、肉体を捨て去るあこがれは強い。中途半端な自己愛者だ。