「創作」より
我々も金を欲しがらなければ、もた名聞を好まなければ、最後にほとんど病的な創作熱に苦しまなければ、この無気味な芸術などと格闘する勇気は起こらなかったかもしれない。
「作家」より
文を作らんとするものの彼自身を恥ずるのは罪悪である。彼自身を恥ずる心の上にはいかなる独創の芽も生えたことはない。
「運命」より
遺伝、境遇、偶然、――我々の運命を司るものはひっきょうこの三者である。みずから喜ぶものは喜んでもよい。しかし他を云々するのは僭越である。
なんというか、ありがとうございます。力になりました。