蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

 僕の笑い顔なんて要らない。深く暗い闇の中で陰鬱に、ひたすら眠れる物語を。それがあなたに届く言葉でありさえすればいい。僕では到底敵わない、夜や月や星や、風に揺れる花のように控えめなお話を望んでいる。そのいつかを信じて。さよならにはまだ早い。