蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

 わたしは人生のデッドラインを三十歳の誕生日に決めている。そのときまでに何も成せなかったら潔くこの世を去ろうと。それまでにあとどのくらいの作品を残せるのだろう。時間とチャンスはあるようで、実は残り少ない。無駄にできない。でも、衝動が今、薄れていて停滞中。千文字小説も名刺代わりと考えて定期的に投稿してきたけれど、戦略的に役に立っていないように思える。果たして、わたしはこの先どうすればよいのか。こつこつと作品を書いて、いろんな媒体で発表するしか思いつかない。そう感嘆にはいかないよね。この世界のどこかにいるあなたに届けたいんだ。