2010-11-03 したがり 日記 すぐに好きなあなたを真似したくなります。ひっきょう、わたしはこどもなのです。 あなたが大きなリボンを頭に戴けば、堪らずわたしも。 あなたが首に黒いストールを巻けば、堪らずわたしも……。 一から数えれば限がありません。 でも、何処まで行ってもわたしはあなたとは違う。違うものを見ている。 違うものを食べ、違う音を聴き、違う人と寝ている。 あなたはわたしじゃない。 そんなよくある絶望。