蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

 わたしの話した言葉は残らない。書いた言葉だけが残る。
 それでいい。
 節目。嫌いなはずなのに、頼らなければままならないという事実。
 わたしは弱い。だが、強くなりたいとも思わない。
 己の弱さを受け入れ、日陰に生き、息をして、死ぬ。なんと素晴らしいことか。