2020-03-16 「指折り」 poetry 三十を迎える前に死のうと思っていた それが美しいと思っていた 何も成し遂げず過ぎると次は、三十五に それも過ぎ、ついこの前までは、太宰の遺体が発見された歳、三十八に しかし、貴女に逢って、変わった 次の日まで、もう少し、あと少し、と その約束を繰り返して、しぶとく生きていこうと思っている また会いましょう 8/100