蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2024/09/16(月)

 昨夜はこの本の「走れメロス」の章を読んだ。オモコロでも二回読んだが三度目でもおもしろい。これの始めのほうで、みくのしん氏は「こんな読み方をして怒られない?」と気にしていた。そこに甚く共感した。

 僕はこの人生、お勉強しか取り柄が無かった。それだけが支えだった。だから、与えられたものに対して、間違った答えを出すことに殊更恐怖を感じているのだ。

 今朝、頭痛に襲われ鎮痛薬を飲み二度寝をしたが、時間までに治らなかったので欠勤。治まったあと今度は不安に襲われ抗不安薬を飲んでごろごろしていた。

 夕方になって漸く頭がまわるようになってきたので、この本の続きを読む。感想を述べるのが難しい。まだ半分も読んでいないのに、打ちのめされている。プロ、それも一流の文士が書く小説には、これほどにも技巧が凝らされているのか、と。遠いなあ。末席に座るのはいつの日か。