2013-07-12 ロマンス 日記 どうせ死ぬのだ。ねむるようなよいロマンスを一篇だけ書いてみたい。 ・太宰治「葉」より ロマンスでは、お腹が膨れない。暮らしに必要なものじゃない。 それでも、求めている。わたしも、あなたも。 枕元に置いておける、「ねむれるようなよいロマンスを」書きたい。否、書きます。 一篇だけと言わず、いくらでも書く。そうしたら、きっと最後にはよいものが一篇だけ残るのでしょう。それが、わたしの遺書です。