蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

冷たい人

幸せってなんだろう。思春期でもないのに、考える。 「幸せになりたい」という欲求ではなく、何故人は幸せを欲するのかという疑問。 わたしは幸せになりたいと特に思わないし、人の幸せを願えるほどできた人間ではない。あなたの思う幸せな話を書きたいとも…

ふたつ

依頼を受けた原稿について悩み中。種はふたつ見つけた。でも、どちらにしようかな、と。 じゃあさ、両方書いちゃえ、ってなってやる気が出てきた。 そんなに枚数が多いわけじゃないし、締め切りまでまだ時間もあるし。 何事も挑戦。ふたつぶつけてよかったほ…

人のせいにしたって 解決なんか できねーんだ おまえ自分で なんかどーにか したか? この先 理不尽な事も いっぱいある だろーけどよ 結局 おまえが自分で なんとかするしか ねーんだよ たとえこの俺が 原因で あろーともな (「君に届け」二巻より)

心を守る為に

防御反応。現実を受け入れられないから、辛くてかなわないから、殻に篭って身を潜める。 いち早く小説の世界に逃げ込みたいのに。 わたしはろくでもない人間です。そんなことはわかっている。 ろくでもない人間の、ろくでもない小説。 それでも書きたい。創…

クラウンシューズ

ClownShoes(クラウンシューズ) http://clownshoes.blog49.fc2.com/blog-entry-31.html クラウンシューズさんのブログを見たら、わたくしのことが。 ありがとうございます。 体調が悪かったり、原稿の都合があったりで、まだ本格活動を開始してからのLIVEに…

「道徳なんてどうでもいい。不道徳が蔓延ってこの世は背徳の楽園になってしまえ」などと考えるのだが、実際にそうなったら困るだろう。 だから、その思想を実行に移す手段として小説を使っている。書くことで夢見る世界を創るのだ。 美意識、狂気、不道徳、…

月に手を振る

壁。いつか来るであろう停滞の壁。いつか越えたい壁。 壁。いつか来るであろう最果ての壁。いつか見てみたい壁。 わたしはきっとどちらもまだ見たことがない。あまりにも進むのが遅いから。全力を出していない。それは単に怠惰によるもの。 恥を晒して、生き…

わたしは自分が書いているものが何であるかわからなくなってきた。文芸、小説、文学……。 しかし、わたしはこうも思った。何を書きたいかわかっていればいいのでは? と。 わたしの言語はひどく不自由で、そのうえ、思うこともままならない。ただ、ぼんやりと…

チェックのロングカーディガンと七分袖のカットソーを購入。カットソーの袖は半端な丈なのが好きです。

旧作(『断頭台のメロディー』)ですが、また売れました。ありがとうございます。

複雑なものをわかろうとして単純化しないで、複雑なまま楽しめたらいいのに。

凡庸なる

わたしは李徴だ。所謂、臆病な自尊心と、尊大な羞恥心を抱えている。 己を凡人だとわかりながら、凡人だと悟りたくない。 けれども、わたしは虎にはなれない。逃げ、駆ける勇気を持たない。わたしの本能の行き着く先にきっと発狂はない。 文芸によって「変態…

「君に届け」十二巻

君に届け 12 (マーガレットコミックス)作者: 椎名軽穂出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/09/24メディア: コミック購入: 12人 クリック: 428回この商品を含むブログ (129件) を見る 早売りのところで買ってきました。 爽子と風早が付き合って終わり、じゃ…

なし。

不自由の克服に向けて。

感じたことを言葉に変換できない。 或いは、見たままを絵として描けない。もどかしくて頭がぐらぐらする。 スポーツで自分の体なのに思うように動かせないこととこれは同じと言えるのだろうか。 口惜しい。感じている。見えている。それなのに。 それこそ、…

なし。

感想

id:rei_05さんから『亡骸』の感想をいただきました。 「おまえの望むものを何でもやろう。何か望みはないか?」 ――『醜い夢にメロウを』―― 悪魔は人間を誘惑し、わたしたちを甘くて冷たい罠に陥れ続ける。 人間の顔をした悪魔たち――己の欲望に溺れる本当の悪…

「COMITIA in 名古屋 37」の感想

文学フリマ以外での初出店となり、「どんなものかなあ」とおどおどしながら行って参りました。 サークルカットというものがよくわかっておらず、もらったイラストを貼り付けただけでしたので、カタログでの宣伝ができず。反省。 表紙買いをしてくださった方…

九月十九日(日曜日)開催、「COMITIA in 名古屋 37」サークルスペース【E-8・近江舞子】

新刊 掌編集『亡骸』 ・頁数 百十六頁 ・価格 五百円 近江舞子の写真が表紙です。 当日、お買い上げでない方にも無料冊子を配布する予定です。数量は少ないです。興味を持つきっかけになっていただければ。 「COMITIA in 名古屋 37」は「愛知県産業労働セ…

感想

今度の「COMITIA in 名古屋 37」では新刊の掌編集『亡骸』を出します。この掌編集をいち早く読んだ黒澤丙さんに感想をいただきました。 「甘く、美しく、それで居て時折少し残酷な、万華鏡から世界を覗けば、こんな風に観えるのではないだろうかと想わせて…

『亡骸』収録作品

・翼 仲の良い姉妹の絆の行く先。 ・【新釈】杜子春 男は仙人になることを夢見た。 ・ローテローゼ 少女は花を売り、物語を生きる。 ・醜い夢にメロウを 悪魔と契約をしてまで男が守ろうとしたものは。 ・ロマンスの亡霊 天下無双の剣士。さらなる欲望は己を…

明日は名古屋コミティア

忘れていました。 明日は「愛知県産業労働センター(ウインクあいち)」で開催される「COMITIA in 名古屋 37」に出店します。サークルスペースは【E-8】。掌編集『亡骸』をよろしくお願いします。 詳しくは以下のリンクで。 http://nagoya-comitia.daa.jp/…

わたしは口数が少ないほうです。口下手。話す言葉を選んでいるというのもありますが、第一に言葉が頭に浮かんでこないのです。ただし、書くという行為は別で、ペンやキーボードを前にすると不思議と言葉が出てきます。この辺りは理由がわかりません。 今朝方…

創作メモ+

『少女サーカス(仮)』 少年は夢の中で彼女に出逢い惹かれ合う。彼女は彼にとって理想の人であった。また逆も然り。 夢からは出られない淋しがりの少女は執拗に少年を呼び眠りに誘う。次第に彼は眠る時間が多くなり、日常生活に支障をきたすようになる。 少…

今、書いている原稿が大詰め。でも、進めているうちに直したほうがいいところがたくさん浮かんできたので、一度書き終えたら、修正する予定。 今回はすらすらかけた。今までのわたしの作品の中で、一番登場人物が多いせいだろうか。だから、いいとは限らない…

九月十九日「COMITIA in 名古屋37」に向けて

ポップを二種類、作成。文章はふたりの方にお願いしてばっちりなのだが、デザインとか見せ方のセンスがなくて困りもの。

これは美しいのか? 「はい」なら何故美しいと感じるのか? 「いいえ」なら何故美しくないと感じるのか。そして、自分ならどうすれば美しくできるか? と考えること。 わたしはとにかくぼうっとし過ぎだ。いつも「何か」が来ることを待っている。受身の姿勢…

死のうと思っていた。 これは太宰、『晩年』の言葉。わたしも同じだった。 現世を生きられない気がした。現実を生きられない気がした。こうして息して、生きているのに。 だから、かな、物語の中に行きたい。物語の中に生きたいと願った。 物語の中にしか生…

日々、鍛錬を欠かさないこと。そして、集中。これがなかなかできない。 初期衝動だけで書き上げる勢いも大切。さらに、あとから冷静になって読み返すのも大切。 自分だけでは創り上げられないことも忘れちゃいけない。わたしには切磋琢磨が少々かけている。 …

千文字小説更新『夢から、さめない』

http://www.1000moji.com/content/7098 お暇で気が向いたら読んでみてください。さらに気分が良い場合、感想をただの一言でもくださるのならば幸いです(アカウントをお持ちの方はぜひあちらに書き込んでください)。また、あちらで拍手ボタンをクリックして…