蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

感想

 今度の「COMITIA in 名古屋 37」では新刊の掌編集『亡骸』を出します。この掌編集をいち早く読んだ黒澤丙さんに感想をいただきました。

「甘く、美しく、それで居て時折少し残酷な、万華鏡から世界を覗けば、こんな風に観えるのではないだろうかと想わせて呉れる様な、珠玉の数々。人間への皮肉、美意識、理想。この丗が成り立って居る均衡を鮮やかに切り取る、撰ばれた言葉が織りなす夢幻の世界。この世界に、真っ先に、誰よりも早く飛び込んで、そこに殉じて仕舞いたい」
(文・黒澤丙)