poetry
昨夜は日記を書いたあと、これをぼんやり聞いていた。 open.spotify.com 理由は濁すが、これらの音楽を聴いて、ちゃんと自分を生きよう、自分で選んで生きようと思った。その後、22時半からYouTubeで「市ノ瀬加那の秘密の部屋」を視聴して、23時半から超A&G+…
貴女に愛を アナタに中指を 貴方に夢を あなたに祈りを
「自分には、生きている『意味』が無い」だとか、 「自分には、生きている『価値』が無い」だとか、 (本当はそれらを否定したくて)いろいろ考えるだろうけれども、 僕は、その通りだと思う。 ヒトは、例えるならば、河原の石。 其処にただ在るだけ、ただ其…
夢を見た。カセットテープのような見た目の謎の記録媒体が二つあった。それにはMORRIEさんの作品が収められているようだ。外側にラベルがあり、一つ目に「No.1~No.6」、二つ目に「No.7~No.13」と番号が書かれ、その横には長い日本語の題名が書かれていた。…
来年一月開催の文学フリマ京都で発売予定の幻想散文詩集『Dead Poets Society』の制作をしている。今日は「Spider in The Brain」という題の詩が書けた。 ピンとくる人はいるだろう。そう。この詩集はDEAD ENDの傑作『DEAD LINE』の曲名から着想を得ている。…
「希望」 貴女に対して、僕は何もできやしない。 でも僕は、僕に対してなら何でもできる。 それで貴女が喜んでくれるなら、何だってする。 この屋上から飛び降りたっていい。 「影」 新しく出逢った別れと、 古く別れた出逢いと。 どちらのほうが悲しいか? …
三十を迎える前に死のうと思っていた。 それが美しいと思っていた。 何も成し遂げずに過ぎると次は、三十五に、 それも過ぎ、ついこの前までは、太宰の遺体が発見された歳、四十で。 しかし、貴女に逢って変わった。 次の日まで、もう少し、あと少し、と。 …
わたしは何にも塗られていない 白か? わたしは何にも染まらない 黒か? おそらく、どちらでもない おそらく、どちらでもある そうと信じたい それは宇宙の外側の色 わたくし、近江ちゃんの誕生日(3月30日)まで、あと2日です。今年も文章で返礼品を贈りま…
高尚な芸術は、アナタに任せます分かり易さとか、感動とか、そういうものじゃない、眠れるものを、わたしは、造る わたくし、近江ちゃんの誕生日(3月30日)まで、あと3日です。今年も文章で返礼品を贈ります。既に出来上がっており、誕生日当日に公開できる…
人間は人間を疑っているが人間はお金を信じている信じているからお金がお金として成立する疑えば、物々交換の時代に戻ってしまういつになれば人間は人間を信じる?とはいえ、嘘が無い世界などかえって嘘だ疑いの余地があるほうがまことしいだから、嘘っぱち…
今日まで楽しいことは、ひとつも無かった。 (出逢ってくれた人、ごめんなさい) 明日もいいことは無いだろう。きっと。 (約束した人、ごめんなさい) でも、それでも、僕はこの先へ行く。 (それに全額を賭けてしまった) まだ逢えない貴女に、逢う為に。 …
十月は貴女を想い、 十二月はアナタを想い、 三月は貴方を想い、 六月はあなたを想う。
砂時計の中にあるのは 火星の欠片 耳をそばだてれば 宇宙の音が聞こえる 4/100
女がいる 子がいる 泣いている 笑っている
夜が目覚める 誰そ彼 見覚えがある たしか、夢で 奇術師だった ギロチンを使う 落下した頭部が見せる顔 恍惚
詩は難しい。書くのも、読むのも。だからと言って、遠ざけるのは違うと思った。わたしは文士だから。 前回十一月の文学フリマ東京で散文詩集を出した。MORRIEさんのライヴに行ったとき、彼がお話の中で粕谷栄市という詩人の名を挙げたので、試しに読んでみて…
甘やかに薫り立つばらの花、無様に散った さよならを言わなくちゃ 傘も無く夜を駆けて 輝きはそこにあった 眠りゆく天使に触れる あゝ、溜め息が……
詩にメロディーは無い 死にメロディーは無い 即ち、詩=死 古来伝えられてきたこと しかし、断頭台にはメロディーがある そして、詞はメロディーが無ければ成立しない 詩、死、詞 わたしは私(シ)を歌う Alternate Take 詩にメロディーは無し 死にメロディ…
色いい服を買った、青 愛しい猫を飼った場所 等しい勝負だった跡 気持ちいい過去になっただろ?
僕の言葉は武器、じゃない。 あなたを傷つけるわけでも、敵から守るわけでもないから。 ただ、戦うとしたら、己の絶望。 美しさを手に入れる、その日まで。
悪い知らせと、良い知らせ 行って来いにはなりません 蝶になったあの日から 死ぬる思いで夢心地
疲れと喜びが入り混じり、帰宅 きょうも死ぬる思いが込み上げる それが僕の暮らし 麦茶を飲もうと、冷蔵庫を開ける 母が作った、不格好なおにぎり 母も歳 そんなに長くは生きてくれない だから、母より先に死んではならないと思った
雲を掴み 霞を食べ 野に咲く青い花を摘む それが生業
野口英世の母が、息子に宛てて書いた手紙のような、 相花信夫が、母に宛てて書いた遺書のような、 芥川龍之介が、恋人に宛てて書いた恋文のような、 そんな小説を、あなたに宛てて書きます。待っていてください。
あなたが破滅することを望んでいた。 堕ちることを願っていた。 呪っていたわけではない。それが、ただ、美しいと思っていただけ。 今は、違う。変わってしまっても、愛しています。
眼前のモノしか目に入らず いっときの快楽に身を委ね 未来をまるで見ていない あしたは、来ないだろう
チョコレイトの雨が降る。 濡れた手を嘗めると舌はビター。 茶色い雲はどこまでも続く。 明日も雨が降ればいい。世界の終わりまで降ればいい。
音色はブルー。空に似た? 海に似た? ヒールを鳴らす地面は濡れ始めていた。 腰を屈め、手を触れる。ざらついた感触。 傘を手放し、歩いていく背中に春が見えた。
アマリリス、掲げて、揺らす、歌う、詩。にびいろをして。 グラスは床に砕け散った。蜘蛛の巣を描く。 朝のアールグレイは心地よく、花咲くように、夢の中。 カエルの頭に王冠を。彼にきっと捧ぐべき。
あなたの負った傷は何ものにも変えられません。どんな勲章よりも立派で、どんな賞よりも誉れ高い。 どうか癒すことを知らぬまま乾く間を待たず血を流し、戦ってください。 そう。これは戦いなのだから。刃を言葉に換えて尽きるまで、粉々になるまで。 一緒に…