2010-09-14 ■ 日記 日記 死のうと思っていた。 これは太宰、『晩年』の言葉。わたしも同じだった。 現世を生きられない気がした。現実を生きられない気がした。こうして息して、生きているのに。 だから、かな、物語の中に行きたい。物語の中に生きたいと願った。 物語の中にしか生きられない、悲しく、淋しく、美しい人たちを書きたい。 ここで死んでも別の場所がある。それは天国でも地獄でもないよ。