蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

2020/3/19 or HUMAN LOST

 今日は二軒、本屋さんに行ってきた。一軒は丸善最果タヒ氏の新著『コンプレックス・プリズム』のサイン本を買う為。もう一軒は、古書店ビブリオマニア」で何かあれば、と。

 ついさっき、『コンプレックス・プリズム』の「はじめに」のところを読んだ。なんて刺さることを書くのだろうと驚いた。楽しみだ。

 ビブリオマニアで買った本は、寺山修司『幸福論』、太宰治人間失格』、ボオドレエル著・鈴木信太郎訳『悪の華』、大岡昇平編『中原中也詩集』。『幸福論』を除けば、すべて読んだことがある。しかし、お値打ちな古本で雑に読めるだろうと思って買った。取り扱いが雑、の意味でなく、ふらっと読み始めて途中で止められるという心理的ハードルの低さを思ってのことだ。

 特に、『人間失格』については、太宰治の全集を持っているが、そこだけ読みたい場合、少し手間なのでありがたい。それに、「人間失格」は何度も相対しなければならぬと思ったこともある。表紙がダサいのが気がかりだが。

 

 

コンプレックス・プリズム

コンプレックス・プリズム

  • 作者:最果 タヒ
  • 発売日: 2020/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)