蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

最終バス乗り過ごしてもう君に会えないあんなに近づいたのに遠くなってゆくだけどこんなに胸が痛むのは何の花に例えられましょう。

 欠勤。

 昨夜から若干の予兆はあった。不安からきたのであろう震えがしていた。

 今朝になって頭が酷く重くなって、それで休まざるをえなかった。

 この体が憎い。

 しかし、いくら憎くても、詮方なし。付き合っていくよりほかない。

 いつか思ったこと。目はいつでも前を向いている。そして、後ろという存在がある。

 で、後ろを見てやろうと振り返った瞬間、そこが前になる。

 前向きに考える、って言葉はあまり好きじゃないけれども、結局前しか存在しないから。