蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

忘れないで

 わたしには何もない。お金、誇れるもの、人徳、ほかになんだろう。
 でも、書いて、人に見てもらえて、「届いた」とき、続けてきてよかったと思う。やっぱりわたしも捨てたものじゃないと思わせられる。わたしも人並みの人間なんだ。褒められて嬉しい。
 ありがとうございます。
 近江舞子はこれからも書き続けます。

 眠れるような一篇のロマンス

 あなたが夢見たそれをわたしが叶えてみたいのです。
 そうそう、この冬、雪は降るでしょうか。白い景色。光溢れる朝。それだけが気がかりで。