2011-01-30 オルゴール 日記 時々、あなたのことを思い返してはため息を漏らします。滅ぶ運命だとしても悲し過ぎます。もっとあなたは幸せになってよかった、と。 道を間違ったとか、単に狂っただけだという指摘は簡単です。でも、本当にそうなのでしょうか。 あなたは偏見に固執し、独断に酔いしれても美意識を貫いていました。 とはいえ、今や魂が何処にあるのかもわからない。あなたに聞くことは叶いません。 わたしが感じ、そして、届けるしかないのです。 オルゴールに密やかな音色を閉じ込めて。