- 作者: 大樹連司,白味噌
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: 文庫
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切ない。友情と恋の板ばさみ。
清々しい。揺れ動きながらも最後は貫くところが。
節々に、「あ、これは伏線だな」というわかりやすい箇所があって、わたしの予想通りに進むが、それでもおもしろい。
逆に気づかなかった部分は、「そうだったのか」と唸らされた。
終盤は詰め込み気味と取るか、疾走と取るか。わたしは後者を感じた。
読みやすかったし、リアリティ(納得させる力)があった。
新しい形の青春だと思います。