蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

渇き

「作品を批判されたからといって、人格や人間性まで批判されたわけではないから安心せよ」なんて言う人がいる。
 わたしは、自身を馬鹿だとか阿呆だとか屑だとか悪人だとか不細工だとか言われたって、平気だ。わかりきっていることだから。
 しかし、作品を批判されたら、大いに落ち込む。普段、自分の為に書いていると思っていても、他人の評価は気になる。
 認められたい。褒められたい。この喉は、渇いている。