蝶になったあの日から

乙女心と秋の空 / HEAVY MENTAL HERTZ

 防犯の為、自転車を外に置いておくのではなく、自室に保管することにした。その数、四台。存在が気にならないほどの広い部屋だった。
 外は雨が降っていた。わたしの部屋に雨宿りをしようと子どもたちが入ってくる。追い返そうとするが、反対にわたしが外に出てしまった。急いで角を二つ曲がって回り込んで、家に入ろうとしたところで、警察官に声をかけられる。わたしは涙を流しながら、家を追い出されたことを訴える。そうすると、警察官は助けてくれると言う。玄関からではなく、ベランダから入ろうとすると、わたしの家はゴミ捨てコンテナになっていた。しかし、そこにはゴミではなく、わたし宛てではない、アイドルへのたくさんのプレゼントがあった。おばさんがそれを盗もうとしていたので、追い払った。コンテナの中に入ると、そこはフツウに自室だった。たくさん集めていた漫画が盗まれていて、代わりにクソおもしろくない漫画だけがあった。そのことを嘆いているとEさんが、取り返してきてくれると言ってくれた。