「善人も悪人もいない。ただ、人には善い面と悪い面があるだけで、時と場合によってそれぞれ違う顔を見せる」
これがわたしの持論。
わたしの大嫌いな人——民主的に国民の多数から間接的に選ばれた我が国の宰相——だって、知らないところで善い行いをしているのだろう。
しかし、だ。彼と彼の取り巻きどもは、ルールも守らないどころか、犯罪をしている可能性が高い。既に国家を滅茶苦茶にしている。すぐに退場すべきだ。
「美しい国」
彼はそう言う。
だが、個人の美意識は組織において逆効果で、その最たる例がナチスだ。損得勘定で動いたほうがかえってシンプルで良い結果を生む。
何度でも唱えよう。投票に行くだけが、政治参加じゃない。